観光船事故、犠牲の河口さん元上司「信じたくない」 香川・坂出市役所に勤務

坂出市役所=4月26日、香川県坂出市
坂出市役所=4月26日、香川県坂出市

北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」が遭難し11人が死亡、15人が行方不明になった事故で、死亡が確認された香川県丸亀市の河口洋介さん(40)が同県坂出市役所の職員とみられることが分かり、元上司らが26日、複雑な心境を明かした。

今春まで同市役所の共働課で一緒に働いていた元上司の大林紀彦職員課長は、河口さんについて「一つのことを集中してこなすタイプで、口数は少なく、まじめで穏やかな人だった」と振り返り、「信じたくないし、受け止められない」と肩を落とした。

市によると、河口さんは平成20年4月に入庁。今年3月まで共働課で勤務し、4月から生活環境課に異動した。2月中旬から連休明けの5月中旬まで長期休暇を取っていたという。

同じ共働課で働いた後輩の男性職員は「システムの使い方を丁寧に、優しく教えてくれた。旅行に行くことは知らなかった」と話した。

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