パキスタンの「孔子学院」で爆発 中国人院長ら3人死亡

26日、パキスタン南部カラチのカラチ大学孔子学院付近で、爆発した車両の周辺に集まる人々(AP)
26日、パキスタン南部カラチのカラチ大学孔子学院付近で、爆発した車両の周辺に集まる人々(AP)

【シンガポール=森浩】パキスタン南部カラチのカラチ大学で26日、大規模な爆発があり、地元警察によると、中国人3人を含む4人が死亡した。国内の武装組織「バルチスタン解放軍」(BLA)が犯行声明を出した。

爆発は同大学内にある中国政府が中国語普及の国外拠点とする教育機構「孔子学院」付近で発生。死亡したのは学院の中国人院長や教員だという。地元警察は、全身を覆う衣装「ブルカ」を着用した女性が自爆テロを起こした可能性があるとみて捜査している。

パキスタンは巨大経済圏構想「一帯一路」への参加などを通じて中国接近を進めているが、BLAなどは「地元の資源を奪っている」と主張して中国人を標的にしたテロを繰り返している。2021年7月には北西部で中国人技術者9人が死亡するテロ事件も起きた。

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