「息子悪くないと証明を」 トーチトワリング事故で市を提訴

名古屋市守山区の市立中学校で、火の付いた棒を振り回す演舞「トーチトワリング」の練習中に当時2年の男子生徒(16)が右腕にやけどを負った事故で、指導教諭がマニュアルに従わず安全配慮義務を怠ったとして、生徒と両親は26日、市に約1300万円の損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴した。

オンラインで記者会見した父親は「息子が悪くなかったということを証明するため裁判を起こすことにした」と話した。

訴状によると、生徒は令和元年7月、校庭で演舞の練習中にやけどを負い、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむようになったとしている。

男性指導教諭が市教育委員会のマニュアルに従わず、灯油で湿らせたタオルを絞り切らないで生徒に渡したと主張している。

事故をめぐっては、名古屋区検が今年3月、指導教諭を業務上過失致傷罪で略式起訴し、名古屋簡裁が罰金30万円の略式命令を出した。

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