ロシア、停戦交渉から支配地域拡大に方針転換か プーチン氏、合意に反対

ロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)
ロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)

英紙フィナンシャル・タイムズは25日までに、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの停戦交渉に関心を失い、実効支配地域の拡大を目指す方針に転換したとみられると報じた。ロシア黒海艦隊の旗艦モスクワの沈没後、いかなる合意にも反対しているという。プーチン氏の発言を知る関係者の話として伝えた。

停戦交渉は3月末にトルコ・イスタンブールで行われ、ロシアは「信頼醸成措置」だとして首都キーウ(キエフ)周辺から撤退した。ただ、キーウ近郊ブチャなどで民間人虐殺が発覚し、交渉は停滞。ウクライナは今月13日、旗艦モスクワを巡航ミサイルで攻撃したと発表した。

フィナンシャル・タイムズによると、プーチン氏はロシア軍の苦戦が明らかになった3月、停戦交渉を真剣に検討していた。その後、交渉は「行き詰まった」と述べ、旗艦モスクワの沈没に激怒したという。(共同)

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