秋田県は26日、独自に設定してきた新型コロナウイルスの感染警戒レベル(1~5)を、国のレベル分類(0~4)に準拠するよう変更した。そのうえで独自設定で「3(警戒)」だった警戒レベルを、新レベルで実質1段階引き上げて「2(警戒を強化すべきレベル)」とした。
新レベルは医療提供態勢の逼迫(ひっぱく)度に重点を置く分類で、社会経済活動との両立も考慮した。県民への注意喚起はレベルにとらわれず柔軟に行う。
県は実質1段階引き上げについて「新規感染者数の高止まりやウイルスのオミクロン株への置き換わり、大型連休の人流増加を警戒した」としている。