官房長官、露副首相「ロシアのもの」発言に反論 北方領土

北海道・根室半島の納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える
北海道・根室半島の納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える

松野博一官房長官は26日の記者会見で、北方領土を不法占拠するロシアのトルトネフ副首相が、「クリール諸島(北方領土と千島列島の露側呼称)はロシアが完全に開発し投資も行う」と述べたことに関し、「主張は全く受けられない」と述べた。

松野氏は「北方四島はわが国が主権を有する固有の領土だ。あたかもロシア領土となったかのような主張は全く受けられない」と反論した。またロシア法令に基づき経済特区制度を導入し、各国に参入を呼びかける動きについて「日本の立場や、首脳間の合意に基づき日露間で議論してきた共同経済活動の趣旨とは相いれない」と批判した。

トルトネフ副首相はロシアの極東開発を統括。北方領土について25日、「クリール諸島(北方領土と千島列島の露側呼称)をロシアのものにする」と述べ、北方領土でのクルーズ船就航や投資計画の策定、観光開発を進める意向を示した。

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