手がかり求め家族ら次々現地へ 知床観光船事故4日目、説明会場拡大

町や国交省の説明会会場に向かうバスに乗り込む行方不明者の関係者ら。ブルーシートに囲われて姿を見ることはできなかった=26日午前、北海道斜里町
町や国交省の説明会会場に向かうバスに乗り込む行方不明者の関係者ら。ブルーシートに囲われて姿を見ることはできなかった=26日午前、北海道斜里町

北海道・知床の観光船事故は、26日で発生から4日目。行方が分からない15人の手がかりを求めて現地を訪れる家族らの数が増え、町や国土交通省による説明会は地元の斜里町内で別のホテルに広い会場を確保して開催された。漁師らは捜索を継続。「早く見つけてあげたい」と風や波の落ち着いた海へ船を出した。

花を手向けて手を合わせる男性=26日午前9時13分、北海道斜里町の遺体安置所(坂本隆浩撮影)
花を手向けて手を合わせる男性=26日午前9時13分、北海道斜里町の遺体安置所(坂本隆浩撮影)

家族を乗せたとみられるバスは説明会のホテルに到着した際、窓のカーテンが全て閉められ、中の様子はうかがえなかった。家族説明会は午前9時半ごろ開始。国交省の渡辺猛之副大臣も参加した。

知床周辺の海は事故があった23日以降、波の高い状態が続いていたが、この日は穏やか。岸に近づいたり、陸に上がったりしてより注意深く捜せる可能性もあるといい、ウトロ漁協の深山和彦組合長(66)は「1人でも多くの乗客と船を早く見つけたい」と期待していた。27日は再び荒天が予想される。捜索に向かった別の男性漁師は「今日が勝負」と力を込めた。

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