遺族「繰り返さないで」 中華航空機墜落事故から28年

中華航空機墜落事故から28年となり、花束を手に一礼する遺族会の山本昇会長(右)と、中華航空の林璟淳名古屋支店長=26日午後、愛知県春日井市
中華航空機墜落事故から28年となり、花束を手に一礼する遺族会の山本昇会長(右)と、中華航空の林璟淳名古屋支店長=26日午後、愛知県春日井市

1994年に名古屋空港で乗客乗員264人が死亡した中華航空機墜落事故から26日で28年となり、現場近くの慰霊施設「やすらぎの園」(愛知県春日井市)を訪れた遺族らが犠牲者を追悼し、「悲惨な事故を繰り返さないで」と願った。

事故で母親を亡くし、自身も大けがを負った飲食店経営長谷部弘義さん(31)=名古屋市港区=は「その時のことは記憶にないが、意識が戻った病室で母が亡くなったと聞いた時のことは覚えている」と振り返る。

1994年4月27日、中華航空機墜落炎上事故から一夜明け、現場を検証する関係者
1994年4月27日、中華航空機墜落炎上事故から一夜明け、現場を検証する関係者

26日は、昨年生まれた長男を連れて初めて訪れ「何百人も亡くなる事故はなくしてほしい。風化させてはいけない」と力を込めた。

慰霊碑に花束を供えた遺族会の山本昇会長(68)=岐阜県土岐市=は「遺族も高齢化し特別なことはできないが、毎年慰霊を繰り返し、私たちがいなくなった後も語り継いでほしい」と願う一方で、北海道・知床の観光船事故に触れ「胸が痛む」と語った。

1994年4月27日、中華航空機墜落炎上事故から一夜明け、現場を検証する関係者
1994年4月27日、中華航空機墜落炎上事故から一夜明け、現場を検証する関係者

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