フォト特集

上皇ご夫妻の「仙洞御所」内部を公開

改修工事が完了し公開された赤坂御用地・仙洞御所の「鶴溜り」 =25日午後、東京都港区(代表撮影)
改修工事が完了し公開された赤坂御用地・仙洞御所の「鶴溜り」 =25日午後、東京都港区(代表撮影)

宮内庁は25日、上皇ご夫妻の新たな住まい「仙洞御所」を報道陣に公開した。東京・元赤坂の赤坂御用地にあり、昨年9月まで天皇ご一家が使われていた赤坂御所を改修した。引っ越しに伴い、ご夫妻は神奈川県葉山町の葉山御用邸に滞在中で、26日午後に入居する。

仙洞御所は、鉄筋コンクリート造りの地上2階、地下1階の構造で、延べ床面積は約6117平方メートル。居住スペースとなる私室部分、来客時などに用いる公室部分のほか、宮内庁職員が使う事務部分がある。

私室部分はバリアフリー化でエレベーターや手すりを設置し、階段をスロープにした。事務部分では医療態勢を充実させた。改修経費は約6億4千万円になる見通し。

ギャラリーページで見る


会員限定記事会員サービス詳細