藤井棋聖の挑戦者は渡辺二冠か永瀬王座か ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦始まる

ヒューリック杯棋聖戦の藤井棋聖への挑戦者決定戦で対局する渡辺明名人(左)と永瀬拓矢王座。永瀬王座の2手目=25日午前、東京都渋谷区の将棋会館(飯田英男撮影)
ヒューリック杯棋聖戦の藤井棋聖への挑戦者決定戦で対局する渡辺明名人(左)と永瀬拓矢王座。永瀬王座の2手目=25日午前、東京都渋谷区の将棋会館(飯田英男撮影)

将棋の最年少5冠、藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=への挑戦権を懸けた第93期ヒューリック杯棋聖戦(主催・産経新聞社、日本将棋連盟、特別協賛・ヒューリック)の決勝トーナメント挑戦者決定戦、渡辺明二冠(38)=名人・棋王=対永瀬拓矢王座(29)戦が25日午前10時、東京・千駄ケ谷の将棋会館4階「特別対局室」で始まった。

両者による挑戦者決定戦は2期連続、2度目。

渡辺二冠は前期、挑戦権を獲得して棋聖奪還に向けて五番勝負で藤井棋聖に挑んだが、敗れた。永瀬王座は3期連続の挑戦者決定戦で、第91期では当時七段だった藤井棋聖に屈した。

渡辺二冠は今期、決勝トーナメントから出場し、島朗九段(59)、三浦弘行九段(48)、久保利明九段(46)にそれぞれ勝ち、挑戦者決定戦に進出。4期連続、6度目の五番勝負出場を目指す。

一方の永瀬王座も決勝トーナメントから登場。丸山忠久九段(51)、西田拓也五段(30)、佐々木大地六段(26)をそれぞれ下し、挑戦者決定戦に駒を進めた。勝てば6期ぶり、2度目の棋聖挑戦となる。

両者のここまでの対戦成績は渡辺二冠19勝、永瀬王座6勝。渡辺二冠が大きく勝ち越している。

振り駒の結果、渡辺二冠の先手で対局が始まった。渡辺二冠は初手で1分考え、角道を開ける歩を突いた。対する永瀬王座はノータイムで飛車先の歩を進めた。先手の渡辺二冠が矢倉を志向した。

持ち時間は各4時間。昼食休憩を挟み、同日夜には挑戦者が決まる。

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