スロベニア強権首相が敗北 中道左派新党が第1党へ

24日、スクリーンに現れた自由運動党のロバート・ゴロブ氏に声援を送る支持者ら=スロベニア・リュブリャナ(ロイター=共同)
24日、スクリーンに現れた自由運動党のロバート・ゴロブ氏に声援を送る支持者ら=スロベニア・リュブリャナ(ロイター=共同)

スロベニアで24日に行われた国民議会(下院)選挙は、開票率99%超の段階で、中道左派の新党の自由運動党が得票率約35%と、強権的姿勢が批判されたヤネス・ヤンシャ首相率いる中道右派の民主党の約24%を大きくリードし、第1党を確実にした。

ロイター通信によると、自由運動党を率いるロバート・ゴロブ氏はビデオ通話を通じて支持者に「人々が変化を望んだ。明日、われわれは信頼が正当だと証明するため熱心に働き始める」と語り、勝利宣言した。ヤンシャ氏は敗北を認めた。

自由運動党は気候変動対策や医療を重視する姿勢を訴えてきた。ヤンシャ氏に対する批判票も取り込んだとみられる。

ヤンシャ氏は、経済の安定や新型コロナウイルス対策などを成果として主張。一方、権威主義的で、法の支配や報道の自由を軽視しているとの批判の声が上がっていた。(共同)

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