北海道・知床半島沖のオホーツク海で観光船が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故で、現場周辺の海域で発見された人たちの遺体安置所となっている斜里(しゃり)町のB&G海洋センターには25日、遺体の確認に訪れたとみられる関係者が次々と姿を見せた。
事故をめぐっては、24日夜までに安否不明者とみられる11人が見つかり、全員の死亡が確認されている。25日午前には、町がセンターに献花台を設置。午後2時半ごろ、若い女性が花を供えて手を合わせる場面もあった。女性は報道陣の問いかけに応えることなく、車で立ち去った。