子供1人救助、意識なし 知床の観光船遭難

救助された3人をヘリコプターから担架に乗せる救急隊員=24日午前10時36分、北海道斜里町の町立知床ウトロ学校(鵜野光博撮影)
救助された3人をヘリコプターから担架に乗せる救急隊員=24日午前10時36分、北海道斜里町の町立知床ウトロ学校(鵜野光博撮影)

北海道・知床半島沖で子供2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」が浸水後に消息を絶った遭難事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は25日、新たに性別不明の子供1人を救助したと明らかにした。24日夜、知床岬の東側の海域で捜索中の船が見つけ、搬送時に意識はなかった。見つかったのは計11人となった。

安否不明者の捜索は夜を徹して続行。24日に死亡が確認された大人とみられる男女10人のうち、多くが見つかった知床岬先端周辺を中心に範囲を拡大。新たに見つかった子供を含めた11人の身元特定も急ぐ。

1管などは現場海域の潮の流れや風向きを考慮して捜索範囲を決めた。カズワンが消息を絶った知床半島西側のオホーツク海に加え、東側の根室海峡も対象にした。船体は沈没している可能性があり、一部の巡視船は音波探知機(ソナー)で海底を調べる。

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