マクロン氏再選にウクライナ大統領や欧州首脳が祝意

24日、パリでブリジット夫人(左)と共に支持者らに応えるマクロン大統領(ゲッティ=共同)
24日、パリでブリジット夫人(左)と共に支持者らに応えるマクロン大統領(ゲッティ=共同)

【パリ=三井美奈】フランス大統領選で24日、マクロン大統領が再選を決め、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナの真の友人よ、おめでとう」とツイッターにフランス語で投稿し、祝福した。「支援に感謝する。共通の勝利に向けて、一緒に進んでいけると信じている」とも記した。

欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長は、「すばらしい協力関係を続けることができて嬉しい」と再選を歓迎。ドイツのショルツ首相は「大統領、おめでとう。有権者は、欧州への力強い関与を示した」と称えた。仏大統領府によると、マクロン氏は24日、再選を決めた後、ショルツ氏と電話で会談した。

極右「国民連合」のルペン候補は、フランス憲法はEU法より優位にあると主張し、EUのエネルギー市場からの脱退を公約。EUでは、ルペン氏の支持拡大に警戒感が広がっていた。

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