2人死亡火災で元社長起訴 対策怠った罪、北海道

北海道釧路市の健康食品製造会社「バイオマテックジャパン」(現ヘルスマネイジメント釧路支社)の工場で平成25年、従業員2人が死亡した火災で、釧路地検は25日、安全対策を怠ったとして、業務上過失致死罪でバイオ社の工藤義昭元社長(79)を起訴した。

起訴状によると、工藤被告は25年7月23日、引火性の高い化学物質「アセトン」を使用する際に爆発を防止するなどの安全対策を怠り火災を発生させ、女性従業員=当時(35)=と、男性従業員=同(46)=を死亡させた。昨年2月に同容疑で書類送検していた。

バイオ社と工藤被告は、アセトンを許可なく指定量以上貯蔵したなどとして、27年に消防法違反などの疑いで書類送検され、その後罰金刑を受けた。同社工場では28年5月にも従業員1人が重傷を負う火災があった。

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