ソロモン諸島に外務政務官 中国との協定に懸念

外務省=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
外務省=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

外務省は25日、上杉謙太郎外務政務官を同日から3日間の日程でソロモン諸島に派遣すると発表した。上杉氏はソロモン諸島の政府要人と会談し、同国が中国と締結した安全保障協力協定について、懸念を伝達するとみられる。

ソロモン諸島が中国との安保協定締結を発表して以降、外務省幹部が同国を訪問するのは初めて。

上杉氏は自衛隊のU4多用途支援機で訪問する。外務省は現地での会談について「日本とソロモン諸島との間の伝統的に良好な関係に基づき、2国間関係の強化や国際場裡における協力について意見交換を行う」と説明した。

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