プロ野球ロッテの佐々木朗希(ろうき)投手(20)が24日、京セラドーム大阪で行われたオリックス6回戦に先発。一回、先頭打者の福田に右前打を浴び、連続イニング無安打が「17」でストップした。佐々木朗は10日のオリックス戦で、一人の走者も許さない完全試合を史上最年少の20歳5カ月で達成。快挙から中6日で登板した17日の日本ハム戦でも8回をパーフェクトに抑え、3日の西武戦の八回2死から52打者連続でアウトに打ち取っていた。
岩手県陸前高田市出身の佐々木朗は令和2年、大船渡高校からドラフト1位でロッテに入団。3年目の今季は、160キロ台の快速球と150キロに迫る高速フォークボールを武器に圧倒的な投球を披露しており、完全試合を成し遂げた10日の試合では13者連続奪三振のプロ野球新記録、1試合19奪三振の同タイ記録を打ち立てた。