知床観光船事故 死亡確認は男性7人、女性3人 範囲広げ捜索続行

救助された3人をヘリコプターから担架に乗せる救急隊員=24日午前10時36分、北海道斜里町の町立知床ウトロ学校(鵜野光博撮影)
救助された3人をヘリコプターから担架に乗せる救急隊員=24日午前10時36分、北海道斜里町の町立知床ウトロ学校(鵜野光博撮影)

北海道・知床半島沖のオホーツク海で観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)=19トン」が浸水した事故で24日、安否不明となった乗客乗員計26人のうち、発見された10人全員の死亡が確認された。第1管区海上保安本部(小樽)が発表した。

10人の内訳は男性7人、女性3人。10人が見つかったのは、知床岬先端付近の岩場や海上などだった。ヘリコプターなどで斜里町内の医療機関などに搬送されたが、死亡が確認された。

1管や道警などは範囲を広げて航空機や巡視船での捜索を続行。捜索には地元の漁船が協力しているほか、陸海空の自衛隊も航空機や護衛艦を派遣している。

運輸安全委員会の船舶事故調査官3人も現地に入り、調査を始める。

1管によると、カズ・ワンの乗組員は船長の豊田徳幸さん(54)=北海道斜里町=と、甲板員、曽山聖さん(27)=東京都調布市=の2人だった。客は子供2人を含む計24人。

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