福知山線脱線事故17年 犠牲者しのぶ「追悼のあかり」

「追悼のあかり」で浮かび上がった「2005・4・25 わすれない」の文字=24日午後7時28分、兵庫県尼崎市(代表撮影)
「追悼のあかり」で浮かび上がった「2005・4・25 わすれない」の文字=24日午後7時28分、兵庫県尼崎市(代表撮影)

乗客106人が死亡、562人が重軽傷を負った平成17年のJR福知山線脱線事故から25日で17年となる。兵庫県尼崎市の事故現場にある追悼施設「祈りの杜(もり)」で24日夜、ろうそくをともして犠牲者をしのぶ「追悼のあかり」が行われた。

事故の風化を防ぎたいと、遺族らでつくる実行委員会が27年から実施している。午後6時ごろ、実行委のメンバーらが配置したろうそく約600本に火がともされると、「2005・4・25 わすれない」の文字が浮かび上がった。

主催者で、事故で義弟を亡くした上田誠さん(55)は「17年がたち、事故が風化して同じことが繰り返されるのを危惧している。JR西日本には安全を確立するために社員の主体性を引き出す教育をしてほしい」と訴えた。

25日には、新型コロナウイルスの影響で昨年と一昨年は中止となっていた追悼慰霊式が3年ぶりに開催される。



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