北が25日未明に大規模軍事パレードか 新型ICBM登場も

故金日成主席の生誕記念日に行われた祝賀行事で、手を振る金正恩朝鮮労働党総書記(中央)=15日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
故金日成主席の生誕記念日に行われた祝賀行事で、手を振る金正恩朝鮮労働党総書記(中央)=15日、平壌(朝鮮中央通信=共同)

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が「朝鮮人民革命軍」創建90年と位置づける25日に平壌の金日成(キム・イルソン)広場周辺で大規模な軍事パレードを実施する兆候を韓国の軍と情報当局が捕捉した。聯合ニュースなどの韓国メディアが報じた。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など新型兵器を登場させ、軍備増強を国内外に誇示する狙いとみられる。

韓国当局は25日午前0時(日本時間同)に合わせて開始する可能性が高いとみている。これまで250余りの兵器を投入したリハーサルの様子が衛星写真で捉えられており、新型ICBM「火星17」や、北朝鮮が極超音速ミサイルと称するミサイルなどの新兵器、将兵約2万人を動員した過去最大規模のパレード実施が予想されている。

朝鮮人民革命軍創建記念日は、故金日成主席による抗日遊撃隊の結成を記念する日だが、北朝鮮の軍創建記念日が2月8日に別途設けられ、金正恩(キム・ジョンウン)時代に入って4月25日に軍事パレードが行われたことはなかった。北朝鮮は2020年10月の朝鮮労働党創建75年などにも未明の軍事パレードを実施している。

今回、広場前を流れる大同江(テドンガン)に2つの浮橋も設けられており、新たな演出が披露される可能性がある。

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