神戸、変革手応えの大勝…ACL2連勝

チェンライ戦でゴールを決め、喜ぶ神戸の汰木(C)VISSEL KOBE
チェンライ戦でゴールを決め、喜ぶ神戸の汰木(C)VISSEL KOBE

J1リーグ戦で苦しんでいるのがウソのような、神戸の快勝劇だった。22日にタイのブリラムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)。攻守がかみ合ったJ組首位の神戸はチェンライ(タイ)を6-0で下し、1次リーグを2連勝とした。

相手との力量差を差し引いても、4-2-3-1の布陣を敷いた神戸の選手は落ち着いていた。C大阪時代にコンビを組んでいた山口と扇原の守備的MFコンビは安定感があり、2列目の左サイドで先発起用された汰木はスピードを生かした得意のドリブル突破で何度もペナルティーエリアに侵入。トップ下の井上は冷静なパスワークで攻撃を組み立てた。

前半6分、ゴール前の競り合いからこぼれたボールを汰木がシュート。相手GKがはじいたところに大迫が詰めて先制ゴールをねじ込んだ。25分には大迫のポストプレーから抜け出した汰木が得点を奪い、32分には右サイドを崩し、抜け出した郷家が2試合連続ゴールを挙げた。

前半だけで4得点。後半も交代した選手らがボールを保持し、試合を支配し続けた。

タイに渡る前に「勝つのも大切だが、この(ACLの)期間を使ってチームを成長させるのが重要だと感じている。この15日間が今季で一番重要」と話していたロティーナ監督。2-1で勝った傑志(香港)戦から中2日の強行日程の中でも、自信を持った試合運びで大勝を引き寄せた選手たちの姿が、変わりつつある神戸を象徴していた。(北川信行)

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