熱海出身・渡辺彩香、地元大会で「やりがい」12位発進 フジサンケイレディス

初日 1H スタートホールでティーショットを放つ渡辺彩香=川奈ホテルGC(撮影・中島信生)
初日 1H スタートホールでティーショットを放つ渡辺彩香=川奈ホテルGC(撮影・中島信生)

静岡県伊東市の川奈ホテルGC富士コースで22日開幕した女子ゴルフの「第40回フジサンケイレディスクラシック」(産経新聞、フジテレビなど主催)は第1日が行われ、同県熱海市出身の渡辺彩香は4バーディー、2ボギーの2アンダーでラウンドし、12位につけた。地元開催だけに、温かな声援がプレーを後押ししていた。

大規模土石流災害からの復興に人々が取り組んでいる地元・熱海に近く、「優勝」を目標とする大会で、渡辺は初日を「力を入れ過ぎないようにし、全体的にまずまず良いプレーができた」と笑顔で振り返った。

スタートから8ホールはパーが続き、我慢を強いられたが、9、10番と連続バーディーで流れをつかみかけた。だが、11、14番と3パットのボギー。「ストロークは思ったところに打てているし、大きなミスをしたわけじゃない」と気持ちに波風が立たない。だからなのか。15番で約2メートルにつけてバーディーを取り返すと、パー5の16番では2オンに成功してバーディーと盛り返した。

「ショットはよくて、チャンスは多かったし、気持ちに余裕があった」と明かす。天気に恵まれたこともあり、相模灘越しに見える雄大な富士山を眺め、キャディーと話しながらのラウンドだったと明かす。

今季はここまで7戦し10位以内が3度と安定した成績を残す。大会終了ごとに精神面や技術面についてチームにフィードバックし、修正すべき点などを検証。その結果「気持ちがフラットになって、安定して戦えている」ことを大きな要因に挙げる。

地元に近いだけに応援も多く、「自分の中では特別な試合」と渡辺。この日も大きな拍手が背中を押した。「私を昔から知っている人が応援に来てくれるし、居心地が良く、やりがいがある」と柔和な笑みを浮かべた。

その期待を背に、残り2日。「とりあえずチャンスを作り、多く(カップに)入れれば。少しずつ、もっとより良いプレーになるように頑張りたい」と奮起を期した。

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