皇室ウイークリー

(740)両陛下、自然保護研究者とご懇談 秋篠宮ご夫妻、「立皇嗣」ご報告

秋篠宮ご夫妻は20日、「立皇嗣(りっこうし)の礼」の関連行事として伊勢神宮(三重県伊勢市)を参拝するため、同市に入られた。新型コロナウイルス禍で駅などに出迎えの人が密集するのを防ぐため、ご夫妻は約480キロを車で移動し、宿泊先となる伊勢神宮の内宮行在所(ないくうあんざいしょ)に到着された。

伊勢神宮外宮の参拝に向かわれる秋篠宮ご夫妻=21日午前、三重県伊勢市
伊勢神宮外宮の参拝に向かわれる秋篠宮ご夫妻=21日午前、三重県伊勢市

21日には、内宮行在所から衣食住の神である豊受大神(とようけのおおみかみ)を祭る外宮(げくう)にご移動。モーニングにシルクハットを手に持った秋篠宮さまと、白のロングドレス姿の紀子さまは正殿(しょうでん)に向かい、玉串をささげて拝礼された。その後、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る内宮も同様の所作で参拝された。

内宮と外宮では、正殿(しょうでん)に至るまでに4つの門があり、ご夫妻は今回初めて、4つ目の瑞垣南御門(みずがきみなみごもん)の手前まで進んで拝礼された。伊勢神宮によると、拝礼場所は慣例として、皇族が3つ目の門の手前まで、皇太子同妃が4つ目の門の手前まで、天皇、皇后が4つ目の門の奥-とご身位によって異なるという。

日本美術協会総裁の常陸宮さまは18日、東京都台東区の日本芸術院会館を訪れ、次世代の美術界を担う作家を顕彰する「上野の森美術館大賞展」の授賞式に臨席された。式は昨年、一昨年はコロナ禍で行われず、3年ぶりの開催。

上野の森美術館大賞展の授賞式に先立ち、受賞者の作品を鑑賞される常陸宮さま=18日午後3時10分、東京都台東区の日本芸術院(三尾郁恵撮影)
上野の森美術館大賞展の授賞式に先立ち、受賞者の作品を鑑賞される常陸宮さま=18日午後3時10分、東京都台東区の日本芸術院(三尾郁恵撮影)

常陸宮さまは式に先立ち、受賞者の説明を受けながら作品を鑑賞し、今回最高賞を受賞した女性に「おめでとうございます」と声をかけられた。学生の受賞者には、「何年?」と学年を尋ねられる場面もあった。式では、受賞者が賞状を受け取るたびに、さかんに拍手を送られていた。

【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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