天ぷら踏みけが、敗訴確定 スーパーへの請求認めず

最高裁判所=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
最高裁判所=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

スーパーのレジ前に落ちていた総菜の天ぷらを踏んで転び、けがをしたとして、客の男性(37)がスーパー大手サミット(東京)に約120万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は、男性の上告を受理しない決定をした。21日付。

約57万円の支払いを命じた1審東京地裁判決を取り消し、請求を棄却した2審東京高裁判決が確定した。

2審判決によると、男性は平成30年4月、東京都練馬区のサミットストア練馬春日町店で、カボチャの天ぷらに足を滑らせて転倒し、膝の靱帯を痛めた。

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