宮崎国際音楽祭が29日開幕 世界各国から著名音楽家集まる

大野和士©Herbie Yamaguchi
大野和士©Herbie Yamaguchi

国内外からクラシックの巨匠が集う恒例の「第27回宮崎国際音楽祭」が29日に開幕する。5月15日までの期間中、県立芸術劇場(宮崎市)をメーン会場に、世界各国から著名な演奏家を招き、「ここに集い、明日を音祝(おとほ)ぐ」をテーマに多彩なプログラムを用意した。観客数を収容人数の8割に制限するなど新型コロナウイルスの感染対策を取り、仮に緊急事態宣言が発令されても開催する。

レコードデビュー60周年のビートルズの楽曲をクラシックで演奏するメインプログラムなど全16公演を予定する。

初登場の指揮者、大野和士さんは、フランスを代表するピアニスト、ジャン=エフラム・バヴゼさんと共演。宮崎国際音楽祭管弦楽団なども率いる。演目はラヴェルの「クープランの墓」やヴェルディの「レクイエム」などを予定する。

 ミッシャ・マイスキー©Bernard Rosenberg
ミッシャ・マイスキー©Bernard Rosenberg

音楽祭と並行して行う若手演奏家向けの教育プログラム「ミュージックアカデミー」のOBで、今や世界的なバイオリニストとなった三浦文彰さんは今回「ヴィルトゥオーソたちとの新世界」と題したコンサートで構成と選曲を担う。バイオリニストのライナー・キュッヒルさん、チェロ奏者のミッシャ・マイスキーさん、ピアニストのジャン=エフラム・バヴゼさんとの4人でシューマンの「ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47」などを披露する。

同祭総監督の佐藤寿美氏(同劇場理事長兼館長)は「コロナ禍の中で、一人でも多く、安心安全にお越しいただけるような音楽祭にしていく」と語った。

問い合わせは、事務局(0985・28・3208)。

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