対露長期戦備え 同盟諸国がウクライナ防衛支援会議 26日独基地で

会見するカービー報道官=21日、米ワシントン(AP)
会見するカービー報道官=21日、米ワシントン(AP)

【ワシントン=渡辺浩生】米国防総省のカービー報道官は21日の記者会見で、オースティン国防長官が今月26日に独ラムシュタイン米空軍基地で同盟諸国を招集し、ロシア軍との長期戦を視野にウクライナの防衛力支援会議を開催すると発表した。

カービー報道官は、会議の目的について「ウクライナの安全と主権を長期にわたって持続するため、世界中の関係者を集めて同国に必要な防衛を話し合う」と強調した。

①ウクライナ東部で露軍が攻勢を開始した最新の戦況分析②安定した兵器供給を持続させる軍需産業基盤の強化③現下の対露戦とその先に必要なウクライナの防衛力-を主要議題に、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国以外の同盟国・パートナーにも参加を呼びかける。

カービー報道官は会見で、対露戦の出口ついて「われわれがウクライナの勝利を望むのは、ウクライナの主権が元通りになることであり、ウクライナのいかなる地域にも露軍の存在を望んでいない」と強調。

「交渉や戦場でそれを解決させるのはウクライナ次第」としつつ、首都制圧という戦略目標に失敗したプーチン大統領が次の目標とする「東部と南部の制圧を阻止する可能な限りの支援を続ける」と述べた。

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