中2自殺で元担任ら懲戒 福井、厳しい指導めぐり

平成29年に福井県池田町立池田中2年の男子生徒=当時(14)=が担任らの厳しい指導や叱責を受け自殺した問題で、県教育委員会は22日、当時の男性担任=40代=を停職1カ月、当時の男性教頭=50代=を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。

県教委はこれまで、処分について「(生徒の母親が起こした)損害賠償訴訟の結果も踏まえ検討する」と説明。今年3月に和解が成立し、処分を決めた。

生徒は29年3月、学校の校舎から転落死した。同年10月に町の調査委員会が公表した報告書は、当時の担任らの厳しい指導によるストレスが自殺の原因と指摘した。

生徒の母親は令和2年6月、県と町に計約5400万円の損害賠償を求め福井地裁に提訴。今年3月、町側が責任を認め5千万円を支払う内容で和解した。

市民団体が担任と副担任、校長に対する業務上過失致死容疑の告発状を提出したが、福井地検はいずれも不起訴とした。

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