相次ぐプリペイドカード詐欺、とっさの機転で被害防ぐ

大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

架空のサービス利用料金をプリペイドカードで支払うよう請求する手口の詐欺被害を防いだとして、大阪府内のコンビニエンスストアの店員が相次いで大阪府警から感謝状を贈られた。店員らのとっさの機転が、被害防止につながった。

「セブン-イレブン河内長野南花台店」(大阪府河内長野市)の店員、春名康代さん(55)と、「ファミリーマート大宮二丁目店」(大阪市旭区)の松岡貴之店長(38)。

河内長野署によると、春名さんは3月26日午後、70代の男性客から「『グーグルプレイカード』はどんなものですか」と相談を受けた。春名さんは、男性客がプリペイドカードについてよく知らないのに2万円分を購入しようとしているのを不審に思い、同署に連絡。署員が男性から話を聞くと「パソコンに警告画面が表示されたため、問い合わせたところ『カードを購入してほしい』と指示された」と説明したという。

一方、旭署によると、松岡さんは今月5日午前0時45分ごろ、60代男性が6万円分のプリペイドカードを購入しようとしたため、事情を尋ねた。男性はパソコンがウイルスに感染したとして「サポートセンターの通知でウイルスから保護するコースに加入するように勧められた」と説明。松岡さんはこうした手口の詐欺だと話し、カード購入を防いだという。

春名さんは「詐欺に遭いかけていると思ったら積極的に声をかけたい」。松岡さんは「普通のことをしただけ。被害に遭わなくてよかった」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細