水俣病、熊本県が1人認定 3年ぶり、患者1791人に

熊本県は22日、四大公害病の一つ、水俣病の患者に、70代男性1人を新たに認定したと発表した。19日付。認定理由や男性の居住地などは明らかにされていない。県による患者認定は平成31年4月以来3年ぶり。

水俣病は5月1日で昭和31年の公式確認から66年を迎える。亡くなった人も含めて、同県はこれまでに計1791人を認定する一方で、延べ1万3千人以上の申請を棄却した。

県によると、複数の医師でつくる県審査会は3月、50代以上の男女20人を審査。答申に沿って、県は1人を認定し18人を棄却した。4月19日現在、350人が審査中。

蒲島郁夫知事は、今回認定した男性に対し「大変な苦労をお掛けした。おわびする」とのコメントを出した。

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