北海道の鳥インフル、白老町の発生農場で防疫措置再開

北海道庁=令和4年4月21日(坂本隆浩撮影)
北海道庁=令和4年4月21日(坂本隆浩撮影)

高病原性鳥インフルエンザが発生した北海道白老町の養鶏場で埋却場所から硫化水素ガスが噴出し、20日深夜から作業が中断していた防疫措置は約24時間後の21日午後11時半から作業が再開した。農場に近い場所を新たに掘削して埋却作業を進めており、22日午前10時時点の進捗(しんちょく)率は約91%(約47万5000羽)。鶏舎清掃や消毒作業が順調に進めば23日にも完了する可能性がある。

22日に開かれた道高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議で報告された。

道によると、硫化水素ガスの噴出が確認されたのは養鶏場敷地内の埋却地。白老消防本部が現地を調査したところ、日本産業衛生学会が示す安全基準の5ppmを超える30ppmの硫化ガスが計測された。現場の安全性を確保するため、21日午後11時半からすべての作業を中断していた。ガス噴出の原因は現在調査中。埋却作業は農場近くの代替地で再開されており、担当作業員に対しては健康管理と定期的なモニタリングが行われている。

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