米短文投稿サイト・ツイッターの買収を提案している米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は21日、買収に必要な465億ドル(約6兆円)の資金調達の約束を金融機関から取り付けたと明らかにした。株式公開買い付け(TOB)を検討するとしている。米当局への届け出で分かった。
マスク氏はツイッターに対して1株当たり54・20ドルで全株を取得し、非公開化することを提案しており、米金融大手モルガン・スタンレーなどからの融資によって資金調達のめどが立ったとしている。
届け出によると、ツイッター取締役会から買収提案に対する正式な回答がないため、TOBを検討すると表明。ただ、開始するかは「現時点で決定していない」としている。「交渉を直ちに開始する用意がある」とも記した。(共同)