近鉄値上げに愛知知事は理解「やむを得ない面ある」 奈良知事は「歓迎されない」

愛知県の大村秀章知事=愛知県庁
愛知県の大村秀章知事=愛知県庁

近畿日本鉄道の来年4月からの全線運賃値上げ方針に関し、沿線自治体の愛知県の大村秀章知事は21日の記者会見で、新型コロナウイルス禍で経営状況が悪化しているとして「利用者からすれば避けてもらいたいとは思うが、やむを得ない面もある」と理解を示した。

近鉄は15日、国土交通省に運賃改定を申請した。大村氏は、同省の審査を見守る考えを強調した。一方、同じ近鉄沿線の奈良県の荒井正吾知事は値上げについて「県民感情として歓迎されない」とし、認可判断前に公聴会を開くよう同省に要請している。

近鉄によると、申請通り認可されれば、普通運賃は平均17・2%、通勤定期は平均18・3%、通学定期は平均9・2%の値上げとなる。

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