「東アジアの新重心に」福岡で再開発の旗艦施設公開

来春の開業に向け、意気を上げる関係者ら =21日午前、福岡市中央区(中村雅和撮影)
来春の開業に向け、意気を上げる関係者ら =21日午前、福岡市中央区(中村雅和撮影)

積水ハウスや西日本鉄道、西部ガスなど5社は21日、福岡市中央区の天神地区にある旧大名小学校跡地再開発事業のオフィス・ホテル棟を報道関係者に公開した。名称が「福岡大名ガーデンシティ」と決まった複合ビルは、国際的な都市間競争への本格参入を目指して打ち出した市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の旗艦施設だ。令和5年春の開業に向け整備が進む中、関係者は一連の再開発をテコに福岡を東アジアの新たな重心にすることを狙う。

「福岡を次のステージに引き上げる素晴らしいプロジェクトだ」

この日の記者発表で、来賓としてあいさつした福岡市の高島宗一郎市長はこう述べた。高島氏は、再開発を単なる老朽ビルの建て替えというハード面の更新ではなく、企業誘致の呼び水とすることで「ソフトの入れ替え」を進める起爆剤にする考えを強調していた。

地場デベロッパーの福岡地所が天神地区で先行して開業させた「天神ビジネスセンター」にはすでに在京企業だけでなく、海外からも多くのテナントが入居を決めている。再開発事業の代表企業、積水ハウスの仲井嘉浩社長も「恵まれた立地を生かし、ベンチャービジネスの発信拠点、グローバル企業のアジアの窓口としてこれまでにない施設を目指す」と力を込めた。

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