大阪 「1卓4人以下」継続 高齢者施設の面会は容認

大阪府の新型コロナウイルス対策本部会議では、吉村洋文知事らが25日以降の対応を協議した=21日午後、府庁
大阪府の新型コロナウイルス対策本部会議では、吉村洋文知事らが25日以降の対応を協議した=21日午後、府庁

大阪府は21日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、会食時は原則1テーブル4人以内、2時間程度までとする府民への要請について24日までの期限を延長し、5月22日まで継続することを決めた。新規感染者数は減少傾向にあるが、オミクロン株の派生型「BA・2」への置き換わりが8割程度まで進み、大型連休中の接触機会の増加も見込まれ、慎重な姿勢を維持する。

府によると、3月下旬から増加傾向が続いた7日間ごとの新規感染者数は、直近で前週比0・82倍とやや減少。4月24日まで自粛を求めている高齢者施設での面会は25日以降、感染対策の徹底を条件に容認する。

府専門家会議座長の朝野(ともの)和典・大阪健康安全基盤研究所理事長は意見書で、直近の感染状況について、減少するオミクロン株と増加するBA・2が「特異的な波を形作っている可能性」を指摘。首都圏や関西圏で感染者減の兆候が表れているとして「BA・2の波が収束してきている可能性がある」との見解を示した。

1月に「非常事態」の赤信号を点灯させた自粛要請の基準「大阪モデル」は、今月25日から約3カ月ぶりに「警戒」の黄信号に切り替える。

同居家族が感染して自宅待機中の吉村洋文知事は会議にオンライン出席し「ゴールデンウイークが到来し、警戒しなければならない」と強調。「感染対策と社会経済活動の両立を図る必要がある。対策にメリハリを持たせ、高齢者らを守ることに集中する」と述べた。


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