豊通、ドローンで薬配送 五島列島、遠隔医療支援

荷物を投下する飛行機型ドローン=3月、長崎県五島市(豊田通商提供)
荷物を投下する飛行機型ドローン=3月、長崎県五島市(豊田通商提供)

トヨタ自動車系商社の豊田通商は21日、医薬品を積んだドローンを飛ばして遠隔医療に活用する事業を長崎県・五島列島で始めた。交通が不便な離島や過疎地域における医療支援、物流上の課題解決が狙い。

五島列島では物流関係者の人手不足に加え、航空便や船便不足などで緊急時、すぐに医薬品や必要な物資を届けられない点が課題となっていた。

事業は現地に設立した子会社「そらいいな」が担う。

医薬品配送に活用される飛行機型のドローン=21日午前、長崎県五島市(豊田通商提供)
医薬品配送に活用される飛行機型のドローン=21日午前、長崎県五島市(豊田通商提供)

飛行機型のドローンは出発後、拠点周辺を時速約100キロで自動飛行。事前に設定した目的地に到着すると、ドローン下部のふたが開き、荷物を投下する。荷物に付けられたパラシュートが開く仕組みで、機体は回収装置に戻る。

豊通の担当者は「離島に住む人々の生活をより豊かにする一助になれば」と話した。

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