千葉県の熊谷俊人知事は21日の定例会見で、10日にプロ野球史上16人目となる28年ぶりの完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20)について「明らかに偉業だと思うので、スポーツの振興に貢献し、その功績が顕著であった方に贈られる知事賞を贈る方向で検討している」と話した。
佐々木投手は17日の登板でも八回まで1人の走者も出さない好投を見せた。熊谷知事は「(17日の登板は)テレビ放映もされ、野球ファンを超えて大変多くの方々に注目された。社会現象に近い状況だ。県民に勇気と感動を与えていただいている」と付け加えた。
県には同賞のほか、五輪やパラリンピックで金メダル級の活躍をした場合などに贈られる県民栄誉賞や知事特別賞もある。