吉本シン新喜劇

イキる佐藤太一郎の演技はホンマもん

窓辺でもイキった表情を崩さない佐藤太一郎
窓辺でもイキった表情を崩さない佐藤太一郎

吉本新喜劇座員、芸人ライターの吉岡友見です。「吉本シン新喜劇」では毎月2回、若手座員の紹介を中心に、4月にスタートした若手育成を目的とする吉本新喜劇セカンドシアターの様子などを伝えていきます。

「大きい映画」にも出演?

2月に間寛平師匠が吉本新喜劇のGM(ゼネラルマネジャー)に就任し、新・新喜劇として新たなスタートを切りました。寛平GMが毎月開く定例会見に〝推し〟〝旬〟の若手座員も出席することになりました。3月30日に行われた間寛平GMの第2回定例会見に〝気になる座員〟として登場したのが佐藤太一郎です。

寛平GMは「今までよく知らなかった座員ですが、嫁が佐藤くんの新喜劇以外の芝居を見たらしく、新喜劇にちゃんと芝居のできる座員がいると教えてくれた」と語ります。

というのも、佐藤は劇団出身。役者の活動を経て新喜劇に入団しました。入団後も「佐藤太一郎企画」と銘打ってプロデュース公演を上演し、映画やドラマといった新喜劇以外の役者としての活動も精力的に行っています。

行動的で〝熱すぎる〟男なので、すっちー座長に「イキってる」とよくいじられる佐藤。会見でも「大きい映画に準主役で決まったとイキって報告に来たと思ったら、結果エキストラだった」と暴露されていました。楽屋でどれだけ先輩にいじられても自分の道を突き進む姿を見ていると、心臓の強さの秘訣(ひけつ)が気になります。

しかし、「自分は普通に生きているのに周りから『あいつどんだけ心臓強いねん』と言われる」と秘訣どころか、本人の自覚もなし。子供の頃から怖いものなしだったのかを聞くと、「小さい頃はおとなしかった。高校で演劇部に入り人前で表現する楽しさを知って自信がついてきました。芝居という自分のやりたいことが明確になったので、こんな風にぶれずに突き進めるようになったんです」と答えてくれました。

5月6~8日に開催される若手育成を目的にした「吉本新喜劇セカンドシアター」ではリーダーを務める佐藤。「自分の班で新喜劇をやって面白いと思ってもらい、祇園花月の本公演で1週間やりたい。座長のように自分のリーダー週を持つのが目標です」と意気込みを語ってくれました。

すっちー座長はさんざんいじりつつ、「芝居をグッと締めてくれる座員。笑いのためには、その前のお芝居が大事だと体現してくれている」と演技力を認めています。きっとそんな佐藤が作り出す新喜劇はドラマチックに違いありません。

やりたいことが明確な人間は強い。皆さんにその強さをぜひ見ていただきたいです!(吉本新喜劇座員・芸人ライター 吉岡友見)=次回は5月12日掲載予定

吉岡友見
吉岡友見

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