群馬・山本知事 警戒レベル2継続 若年層追加接種に追加対策

会見で感染状況について説明する山本一太知事=21日、県庁(柳原一哉撮影)
会見で感染状況について説明する山本一太知事=21日、県庁(柳原一哉撮影)

群馬県は21日、新型コロナウイルス対策の県独自の警戒レベルについて、現状の「2」を来月13日まで継続すると決めた。新規感染者数の高止まりなどを踏まえた。若年層のワクチン3回目接種の加速化のため追加の対策も講じる。

県によると、20日までの直近1週間の1日当たりの新規感染者数は前週比0・89倍の460・4人と減少した。しかし、山本一太知事は21日の定例会見で「感染状況は落ち着いているが、(新規感染者が)依然として高止まりし横ばいだ」と指摘。「第7波」入りへの懸念も踏まえて警戒レベルは維持し、マスク着用や大人数での会食を避けるなど引き続き警戒態勢を維持するよう求めた。

感染予防のための3回目接種率は若年層が目立って低く、10代29・1%、20代36・2%、30代37・7%。このため県は、SNS(会員制交流サイト)を通じた広報強化や、大学生らを集団接種会場に送迎する際の交通費助成などの新たな対策を講じて接種率の底上げを図っていくとした。

一方、病床稼働率は28・8%(20日)に低下した。県は引き続き医療提供体制強化に努める構えで、山本知事は「5月末までに病床を650床に積み上げる」と述べた。

都道府県が実施する旅行割引「県民割」を5月末まで延長する観光庁の方針をめぐっては、知事は「補助金の追加配分を国に要望しており、その対応を見極めたうえで県の方針を決めたい」と述べた。

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