プリンシパル昇進の秋山瑛がジュリエット役 東京バレエ団

「ロミオとジュリエット」を踊る秋山瑛(NBS提供、Yumiko Inoue撮影)
「ロミオとジュリエット」を踊る秋山瑛(NBS提供、Yumiko Inoue撮影)

東京バレエ団が今春、巨匠ジョン・クランコ(1927~73年)が振り付けた「ロミオとジュリエット」を、東京文化会館(上野)で初演する。4月にプリンシパルに昇進し、ジュリエット役で主演を務める秋山瑛(あきら)が産経新聞の取材に応じた。

秋山は平成28年、イタリアのカンパニーを経て、同バレエ団に入団。「ロミオとジュリエット」全幕を踊るのは今回が初めて。「どんな役でもいいから出てみたいと思っていた。まさか憧れのジュリエットを踊れるとは」と配役に驚いたという。

「ロミオとジュリエット」にはマクミラン版などさまざまなバージョンがある。同バレエ団にとっては26年に上演したノイマイヤー版に続く2つ目のバージョン。クランコ版は、人間を生き生きと描き出す演技とダンスが特長だ。

秋山は「クランコ版は本当に難しい。大きいリフトではない、小さい組みものが複雑。見た目は簡単なのに、実際やってみると難しいものもたくさんある」と話す。

「クランコ版は登場人物がみな舞台上で生き生きしている作品なので、物語に没入できると思う。本当にジュリエットとして生きている感じがお客さまに伝わるように踊りたい」とリハーサルに臨んでいた。

日程は4月29日(ジュリエット・沖香菜子、ロミオ・柄本弾)、30日(ジュリエット・足立真里亜、ロミオ・秋元康臣)、5月1日(ジュリエット・秋山瑛、ロミオ・池本祥真)。

NBSチケットセンター、03・3791・8888。(水沼啓子)

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