林芳正外相は21日、ウズベキスタンのウムルザコフ副首相兼投資貿易相と東京都内で会談した。同国の隣国アフガニスタンで続くイスラム原理主義勢力タリバン暫定政権をめぐり、地域の安定化に向けて連携する方針を確認した。
林氏は「周辺諸国と連携し、アフガンの安定化に貢献したい」と伝達。ウムルザコフ氏は、日本の支援を高く評価すると述べた。ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、林氏は「国際社会が足並みをそろえて対処する必要がある」と強調。両氏は北朝鮮を含む国際情勢についても意見交換した。
ウムルザコフ氏は23日に熊本市で始まる「第4回アジア・太平洋水サミット」に出席するため来日した。