石沢が計量クリアできず 試合可否は22日に判断 WBOミニマム級

1回目の計量を行う石沢開
1回目の計量を行う石沢開

世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級タイトルマッチ(22日、東京・後楽園ホール)の前日計量が21日、横浜市内で行われ、同級5位の挑戦者、石沢開(M・T)が制限体重をクリアできなかった。石沢は王座に挑戦する資格を失った。王者の谷口将隆(ワタナベ)はリミットの47・6キロでパスした。

日本選手が世界戦で計量に失敗したのは世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者だった2018年の比嘉大吾以来、2例目。

石沢は最初の計量で50・1キロと2・5キロオーバー。2時間の猶予を与えられたものの、49・9キロまでしか落とせず、「(前日の)午前中に体調を崩して動けなくなった。休憩を挟んで夜に(減量を)やろうとしたが、間に合わなかった」とうなだれた。日本ボクシングコミッションは石沢への処分を検討する。

両陣営による協議の結果、22日は午後5時半に石沢のみ再度計量を行い、50・6キロ以下ならば試合を実施し、超過した場合は中止する。WBOの規定によると、谷口が勝つか引き分ければ初防衛となり、負けると王座は空位となる。

石沢の49・9キロは一つ上のライトフライ級のリミット48・97キロも超えている。ワタナベジムの関係者によると、谷口は「50・1キロから1キロは落としてほしい。これで負けたらどうなるのか」と訴えたという。渡辺均会長は「谷口の方が苛酷に極限まで落としている。(脈拍や血圧の数値から見て)石沢の方が元気だ。ハードパンチャーなだけに怖い」と指摘する一方で、「試合は流せない。興行的なこともある。相当な人が来場する。準備をしている」との考えを示した。

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