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急増する虐待 AIが早期発見する児童相談所の未来

児童虐待の相談対応を効率化するため、児童相談所で人工知能(AI)を取り入れる動きが広がりつつある。虐待の相談件数が年々増える中、業務過多に陥る児相は多いが、AI導入によって事務処理の時間が短縮されたことで子供や保護者と向き合える機会が増えたという児相もある。AIは虐待防止の「切り札」になりうるのか。

文字化で情報共有

江戸川区児童相談所に全国共通の虐待相談ダイヤル「189(いちはやく)」から、虐待に関する情報が匿名で寄せられた。若手職員が電話で聞き取る傍ら、児相内のパソコン上で通話音声が文字化される。周囲にいた上司らは画面上の通話内容を見ると、過去の保護歴などを調べ、電話対応を続ける若手職員にメモ書きを手渡して助け舟を出した-。1月から約100台のAIシステムを導入した同児相の業務の様子だ。

同児相は令和2年4月に開設したばかり。67人体制で電話対応にあたるが、20代が半数で約9割は児相での勤務経験5年以内の職員だ。令和2年度の虐待対応件数は2096件。1児相あたりでは全国で10番目に多い件数で、職員1人につき年間40~50の案件を抱えている。

警察や学校、近隣住民から寄せられる虐待相談で一時保護をすべきかどうか判断しながら、保護者らとの面談にも追われる日々。とりわけ「スーパーバイザー」と呼ばれる児童福祉司は10人で若手の育成も担うが、1日約400件に及ぶ電話対応の経過記録の作成に時間を取られていた。質の高い職員の育成と業務の効率化を同時に求められる中、導入したのがAIシステムだった。

その結果、記録作成にかかる時間は大幅に減少。事務処理にかけていた時間を保護者や子供との面談、家庭訪問などに割けるようになった。また、通話中に「虐待」「警察」「リストカット」などのキーワードが出てくると、スーパーバイザーのパソコンにも共有されるように設定したため、報告を待たず即座にアドバイスできるようになったという。

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