最古の芝居小屋で竣工祭 香川・琴平

耐震工事を終えた芝居小屋「旧金毘羅大芝居」で行われた竣工記念祭=21日午前、香川県琴平町
耐震工事を終えた芝居小屋「旧金毘羅大芝居」で行われた竣工記念祭=21日午前、香川県琴平町

耐震工事を終えた香川県琴平町の現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」(金丸座)で21日、竣工(しゅんこう)記念祭が行われた。工事期間中は休館していたが、町は22日から一般見学も再開する。

町によると、工事は平成29、30年に行った耐震診断の結果を踏まえ「令和の大改修」として令和2年10月に始まった。総事業費は計2億2550万円。式典に出席した琴平町の片岡英樹町長は「金丸座は先人の苦労と熱い思いを引き継ぎながら大切に守ってきた町の宝だ。今回の耐震対策でより安心で安全な芝居小屋となった」と述べた。

金丸座は昭和45年に国の重要文化財に指定。60年の初開催以降、毎春恒例となっている4月の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は新型コロナウイルス禍で3年連続中止となり、町は代替イベントとして青森県弘前市と連携した「四国金毘羅ねぷた祭り」を5月27、28日に開催する。

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