「大地の恵み」新茶摘み始まる 狭山茶産地の埼玉・入間

茶葉を手摘みで収穫する近隣の住民ら=21日午前、埼玉県入間市(兼松康撮影)
茶葉を手摘みで収穫する近隣の住民ら=21日午前、埼玉県入間市(兼松康撮影)

日本三大銘茶の一つに数えられる埼玉県西部の特産品「狭山茶」の新茶の摘み取りが21日、同県入間市にある製造販売会社「平塚園」の茶畑で始まった。手摘みでの収穫が数日続いた後は機械を用い、5月末ごろまで作業が続く。

この日は、南向きの斜面に広がる約40アールの茶畑で、茶摘みのために期間限定で働く近隣住民約20人が作業を行い、手慣れた様子で新芽の柔らかい部分を摘み取っていった。収穫した茶葉は、蒸して機械で形を整えた後、乾燥させて煎茶(せんちゃ)や粉茶に仕上げる。初日に摘んだ分は月末までに出荷される見通しだ。

平塚園の平塚尚吾社長は「4月は暖かい日が多く、水分もあってよく成長した。大地の恵みをよく吸収したおいしい新茶になりそうだ。じっくり味わってほしい」と話した。(兼松康)

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