露国債「潜在的不履行」 デフォルト懸念で業界団体

ルーブル紙幣=2014年12月、ロシア・クラスノヤルスク(ロイター=共同)
ルーブル紙幣=2014年12月、ロシア・クラスノヤルスク(ロイター=共同)

デリバティブ(金融派生商品)の業界団体、国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)の決定委員会は20日、ロシアが今月4日に期限を迎えたドル建て国債の支払いを自国通貨ルーブルで行ったことへの対応を協議し「潜在的な支払い不履行」と判断した。ロシア国債はデフォルト(債務不履行)の懸念が強まっており、同委員会は13日に議論したものの結論が出ず、再協議することで合意していた。

ロシアは6日、ドル建て国債の償還と利払い計6億4920万ドル(約830億円)をルーブルで行ったと発表した。猶予期間は30日間あるものの、一方的な支払い条件の変更はデフォルトに該当する可能性が高い。

一方、ロシア中央銀行は20日までに、対外債務に関する統計の公表を一時的に停止したと発表した。(共同)

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