仙台・青葉まつり協賛会は21日、仙台の初夏の風物詩「仙台・青葉まつり」について、規模を縮小して5月14、15日に仙台市青葉区で開催すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年まで2年連続で中止しており、3年ぶりの開催となる。
「仙台すずめ踊り」は、JR仙台駅前などでの演舞を取りやめ、会場を勾当台公園市民広場と定禅寺通の2カ所に限定。15日の「本まつり」では、例年、東二番丁通などを練り歩いた「時代絵巻巡行」に代わり、武者と山鉾(やまぼこ)の巡行を定禅寺通で実施。巡行する山鉾の数は例年の11基から1基に減る。すずめ踊りなどの参加人数は例年の約4分の1の約2400人となる見通し。
新型コロナの感染防止対策として、祭りの参加者にワクチンの2回以上の接種か、直前の検査での陰性確認を求める。