ワクチン副反応、2回目が強く ファイザー製接種後を調査 京都府立医大グループ

米ファイザー製ワクチンの容器
米ファイザー製ワクチンの容器

新型コロナウイルスの米ファイザー社製ワクチンの副反応は、2回目の接種後の方が強い-。京都府立医大の研究グループが接種者に対する統計調査からこうした結果を明らかにした。副反応は性別や年齢で違いがあったが、全て一過性の症状で約1週間でなくなっていたことが判明。グループは副反応について、「接種を推奨する上での懸念事項ではない」としている。

医学研究科の丸山彩乃助教(皮膚科学)らの研究グループは昨年3~7月、18~74歳の同大学の職員や学生を対象に、ファイザー製ワクチンの接種日から8日間に起きた発熱や倦怠(けんたい)感、関節痛などの副反応を質問形式で調査。1、2回目の両方で回答した374人のデータについて、性別や年齢に応じて統計学的に検討した。

その結果、全体的な傾向として、2回目の方が副反応の発生率が高く症状も重かった。また、女性は男性よりも、頭痛や皮膚の痛みといった症状がより強く起きていたことが分かった。さらに年齢別では、若年層は高齢層と比較して副反応の発生率が高く、重い症状だった。特に発熱や倦怠感などの副反応は、接種翌日にピークを迎えていた。

グループは現在、3回目接種後の調査も行っており、丸山助教は「感染『第6波』を収束させるには接種の促進が重要であり、その参考になれば」と話している。(森西勇太)

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