米中国防トップが初協議 ウクライナ、台湾で応酬

オースティン米国防長官(AP=共同)
オースティン米国防長官(AP=共同)

オースティン米国防長官と中国の魏鳳和国務委員兼国防相が20日、電話会談した。昨年1月のバイデン米政権発足後、米中の国防トップが会談するのは初めて。両国政府によると、ロシアによるウクライナ侵攻や台湾問題などを協議し、魏氏は米国の対中圧力に反発した。

米欧がロシアへの圧力を強める一方、中国はロシアとの連携を維持する方針。オースティン氏は中国にロシアを軍事支援しないよう改めて求めたとみられる。

米国防総省高官によると、電話会談は約45分間。米中の防衛関係やインド太平洋地域の安全保障問題も協議した。

中国国防省によると、魏氏は電話会談で「ウクライナ問題を利用して中国を中傷して罪を着せたり、脅して圧力をかけたりしてはならない」と反発した。

台湾について魏氏は中国の一部だと強調し「問題をうまく処理できなければ両国関係に破壊的な影響をもたらす」と警告した。(共同)

台北郊外の淡水河河口で、特殊部隊の上陸阻止演習を行う台湾軍の部隊=2018年6月(田中靖人撮影)
台北郊外の淡水河河口で、特殊部隊の上陸阻止演習を行う台湾軍の部隊=2018年6月(田中靖人撮影)

会員限定記事会員サービス詳細