JR東日本は20日、震度6強を観測した3月の地震の影響で最高速度を落とし、運行本数を減らしている東北新幹線について、5月13日から通常ダイヤに復帰すると発表した。地震で脱線、一部運休し、今月14日に全線で運転を再開したが、応急処置的な修繕箇所があり、臨時ダイヤでの運行が続いていた。
JR東によると、3月16日深夜の地震で、東北新幹線のやまびこ223号が脱線。翌17日始発から那須塩原―盛岡が運休した。全線再開後も運行本数は通常の8、9割程度で、所要時間が東京から仙台まで約30分、盛岡まで約1時間、それぞれ長くなっている。