ガソリン補助金は「機動的に効果発揮」 石連会長が評価

記者会見する石油連盟の杉森務会長=20日午後、東京都千代田区(森田晶宏撮影)
記者会見する石油連盟の杉森務会長=20日午後、東京都千代田区(森田晶宏撮影)

石油連盟の杉森務会長(ENEOSホールディングス会長)は20日の記者会見で、ガソリンなど燃料の価格急騰を抑制するために石油元売り業者に補助金を支給する政府の支援策について「ほぼきれいに、補助金相当額が店頭で下がっている。機動的に効果を発揮している」との見方を示した。政府・与党は、この支援策を拡充する方向だ。

自民・公明・国民民主3党の幹事長は19日、ガソリン税の一部を減税する「トリガー条項」の凍結解除を当面見送ることを決めた。杉森氏はトリガー条項について「一気に(価格の)上げ下げが起きるので、店頭や物流に大きな影響をきたす」と指摘。元売り業者に補助金を支給する支援策のほうが「柔軟に対処できるため、われわれとしてもやりやすい」と指摘した。

一方、ウクライナに侵攻したロシアからの原油調達については、ENEOSの対応として「ウクライナ侵攻後は一切契約をしておらず、当面入ってこない。要するに買わないということだ」と説明。「問題が解決されない限り、買うつもりはない。日本は(原油の)需給が逼迫(ひっぱく)している状況にもなく、(他国からの)代替調達も可能だ」とした。(森田晶宏)

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